当寺院は原爆ドームの東側道路をへだて、その正面にあります。被爆前より昭和31年までは当ドームの南隣にありましたが、都市計画法により平和公園の一画となるため現在の場所に移転しました。
創立は慶弔10年、心誉崇源上人により開山されました。現在の本堂・庫裏は昭和61年に再建され、鉄筋コンクリート3階建てで、本堂には音楽法要のためのパイプオルガン(パイプ数478本)が設置されています。
◆広島市内中心部に位置する歴史あるお寺(慶長10年開山)
- 広島バスセンターより徒歩5分
- 市電「原爆ドーム前」より徒歩1分
世界文化遺産 広島・原爆ドームの隣接地にある西蓮寺
先々代 第19世住職 徳誉崇海上人は書家でした
パイプオルガン
パイプオルガンのある本堂(ドイツ W.ボッシュ社製)
1990年 第20世 先代住職 恭誉辨海上人により設置
住職はオルガン奏者(日本オルガニスト協会会員)
被爆地蔵尊
戦前は境内に子育て地蔵(お顔の部分だけ被爆地蔵として現在東京都目黒区の常円寺に祀られている)、慈母観音、絵馬堂などがあって多くの参詣者がありましたが、原爆によりことごとく灰となりました。
弥陀3尊・不動尊・2童子だけが避難していたため、戦火を逃れて今に伝えられています。
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